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キャットフードを比較しました!

キャットフードは市販品と手作りどちらがよい?

猫の食事には市販されているキャットフードと飼い主が手作りしたフードでは、どちらがよいのでしょうか。近年は書籍だけでなく、ネット上でもさまざまな猫の食事のレシピが紹介されています。また、市販品も非常に種類が豊富で、国産品だけでなく海外メーカーの商品も数多く販売されています。市販品も手作りもそれぞれのメリット・デメリットがあるので、まずはそれらを理解しておきましょう。


1.市販のキャットフードのメリットとデメリット

利便性がよいこともあり、市販のキャットフードを与えている方も多いかと思います。猫の健康を考えて作られてはいるものの、メリットだけではなくデメリットもあることを覚えておきましょう。

(1)猫に必要な栄養素がバランスよく調整されている
総合栄養食のドライフードやウェットフードは、猫に必要な栄養素がバランスよく調整されており、主食として与えるように作られています。そのため栄養が偏る心配がありません。

(2)疾患別に栄養バランスが調整されている
疾患があるときは摂取量を抑えた方がよい栄養素があったりするため、総合栄養食を与えられないことがあります。しかし腎臓ケア用、消化器ケア用、泌尿器ケア用なと、疾患別に栄養バランスが調整されている療法食があるため、体に負担をかけることなく栄養が摂取できます。

(3)成長段階にあったものが選べる
子猫期と成猫期、シニア期ではたんぱく質、ビタミン、ミネラルといった必須栄養素は同じであっても必要な摂取量が異なるため、成長段階別にフードの種類が分かれています。そのため猫の年齢に合った栄養をバランスよく摂取できます。

(4)長い期間保存できる
ドライフードは水分が7%程度しか含まれていないので、傷みにくいと言えるでしょう。また、開封した後は酸化しないように密閉容器などに入れ、高温多湿を避けて冷暗所で保存すれば、1カ月程度は日持ちします。

(5)原材料や添加物が明確でない
商品によっては原材料に使用している肉を、肉副産物、ミートミール、家禽類と記載していることがあり、どんな種類の肉が使用されているのか明確になっていません。猫にとってはエネルギー源となる重要な食材にも関わらす、それが確認できないのは懸念されるところです。また、油脂分の酸化防止のためにBHA(ブチルヒドロキシアニソール)や、BHT(ブチルヒドロキシトルエン)といった添加物が含まれていることもあります。これらの添加物は人間への発がん性が指摘されているだけで、猫には問題ないとも言われています。しかし臨床結果は未だに明確になっていないので、猫の健康被害がないとは言い切れないでしょう。

2.手作り食のメリットとデメリット

最近では猫の食事を手作りする方も増えてきていると言われています。自分が作ったものを猫が食べてくれるのは飼い主にとっては嬉しい限りですが、手作りにもメリットとデメリットがあります。

(1)新鮮な食材を使って作れる
飼い主自身が食材を厳選し新鮮な状態で与えられるのは、手作りの大きなメリットと言えるでしょう。また、原材料がすべて確認できるので安心です。

(2)水分を多く含んでいる
猫の手作りの食事は基本的に煮る、または茹でてなにかと混ぜるといったものが中心なので、水分を多く含んだ食事になります。そのため食事から水分補給ができるほか、消化もしやすくなります。

(3)毎日違う種類を与えられる
ドライフードは栄養面では問題ないものの、毎日同じなせいか猫によっては飽きてしまい食べなくなることがあります。しかし手作りであれば毎回違う種類にできるので、飽きづらくなるでしょう。猫は食欲がないとき、食事に変化を持たせることで食べるようになることも少なくありません。食事のバリエーションが豊富なのは、食欲を維持するために役立つでしょう。

(4)作る手間がかかる
比較的簡単なレシピであったとしても、それなりに手間も時間もかかるので、飼い主のライフスタイルによっては毎日続けるのは難しいでしょう。また、作ったとしても気に入らなくて食べないときは再度、別のメニューを作らなければならず、さらに手間がかかるようなこともあります。

(5)栄養が偏る
基本的には、猫の食事の知識を持った専門家のレシピに従って作れば問題ありませんが、ネット上には猫の栄養バランスを考慮したレシピなのかわからないものも数多くあります。そのため、正しいレシピをもとに作らないと栄養が偏ってしまいます。


3.まとめ

市販のキャットフードと手作り食のメリット、デメリットを照らし合わせてみると、どちらもバランスよく与えるのがよいのではないでしょうか。ドライフードだけでは猫が飽きてしまうかもしれませんし、かといって毎日手作りするのは負担になってしまうでしょう。ただし疾患があるときは、手作りでは栄養バランスを調整するのは非常に難しいので、市販されている療法食を与えてください。