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泌尿器症候群用キャットフード

泌尿器症候群は、猫下部尿路疾患と呼ばれ、膀胱や尿路の結石、細菌感染などで起こることが多い排尿ができない疾患です。
突発性膀胱炎や間質性膀胱炎は、根本的な原因は不明とされていますが、膀胱上皮のバリア機能の異常や肉体的・精神的ストレス、自己免疫性疾患などが原因と考えられています。尿路結石は、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルバランスの悪い食事のため、尿が酸性やアルカリ性に偏ることにより形成され、排尿ができない状態になります。排尿ができないと尿毒症になり、約24時間ほどで命が危険な状態になります。
緊急性が低い場合は、炎症や痛みを抑えるための投薬と食事療法で対応します。水分補給と適度な運動、尿石症の場合は、結石の種類に応じた食事になります。
食事はマグネシウムやカルシウムをできるだけ低く抑えながらミネラルバランスの取れた療法食です。肥満も猫下部尿路疾患の原因となる可能性がありますので、カロリーも低めに抑えられています。
療法食に含まれるタンパク質は消化性の高いものを使用しており、消化性を高めることで、糞便により排泄される水分量を抑えます。糞便により排泄される水分が減少することにより、尿の量が増えますので、尿の濃度が薄くなり、腎臓にかかる負担も軽くなり、結石等の予防にもなります。

また、食事にできるだけウェットフードを与えるようにします。ウェットフードの水分含有量は約75%~85%と高いため、水分を多くとることができます。フードに若干の塩を加えることも有効です。100kcal中0.4gまでなら、塩を加えると飲水量の増加に役立ち、カルシウム濃度は上昇せず、軽度の腎臓病であれば、血圧も上昇しません。
ドライフードの療法食を与える場合は、フードを分割して食事の回数を増やします。ドライフードは、水分が10%ほどしかありませんので、喉が渇きやすいのか、飲水回数が多くなりますので、水分補給量も増えます。そのためには、新鮮な水が飲みやすい場所、環境作りも必要です。
猫下部尿路疾患は、再発率が極めて高い病気です。しかし、普段の食生活にウェットフードを取り入れることで、再発率が約40%から約10%に減少したという研究報告もあります。ウェとフードもたくさんの種類がありますから、上手にたくさんの種類を取り入れ、おいしく食べさせて、愛猫を病気から守りましょう。