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キャットフードを比較しました!

ウェットキャットフードの種類

ウェットフードとは、高水分状態のフードで、実質的には概ね60%以上の水分含有量を持ったフードのことを指しています。その水分含有量が多い性質によって容易に腐敗するため、高温高圧殺菌装置(オートクレーブと呼ばれる耐圧性の装置やレトルト等の装置)を使用します。
フードの詰まった包装容器を丸ごと殺菌することとなるため、基本的には保存料等の食品添加物は使用しません。


1.包装容器から見たウェットフードの分類

(1)缶詰
猫用缶詰(通称猫缶)は、各メーカーでさまざまな中身の工夫がされています。
代表的なものは、
1) マグロをベースにカニ肉をトッピングしたもの
2) マグロにエビを混ぜたもの
3) マグロと鶏ささみにシラスを混ぜたもの
等がよく見られます。
容器は色々な形・サイズのものが用意されています。
日本では、重量80g~400g程度のものが多く、容器の材質には、スチール缶、アルミ缶、複合缶(蓋がアルミで本体がスチール)が用いられています。

(2)レトルトパウチ詰及び成形容器詰
パウチ(袋状のもの)、または成形容器(アルミトレイやプラスチックカップ等)にフードを詰め、レトルト(加圧加熱殺菌装置)で殺菌されたものです。
加圧装置が付いてない装置を使って殺菌処理を行うと、これら軟包装資材を使った包装容器はパンクしたり、変形します。
レトルトパウチ詰の包装形態は四方がシールされた袋状で、平袋と自立型のスタンディングパウチの2タイプがあります。またレトルト成形容器詰は、成形容器にフードを詰めた後、蓋をシールしたもので、アルミトレイやプラスチックカップ等があります。
これらには、
1)一般には数10g~200g程度の小容量のものが多い
2)軽量で取扱いやすく簡単に開けられる
3)わずかな時間で温められる
4)容器の廃棄処理がしやすい
などの共通した特長が挙げられます。


2.中身の状態での分類

(1)パテタイプ
動物の肉類を生のまますりつぶした内容物を有するタイプで、大豆タンパク質、野菜類、ビタミン類、ミネラル類、エキス類等を加えて混合する場合もあります。

(2)チャンクインローフ
パテタイプに動物のチャンク(肉塊)を入れたものです。

(3)チャンクイングレイビー
動物のチャンクをグレイビー(肉汁)に入れたものです。
実際には、動物のチャンクの代用として植物タンパク質で作ったチャンクを使用する場合もあります。植物性タンパク質としては、大豆由来のソイプロテインや小麦由来のグルテン等が使用されます。

(4)シチュータイプ
チャンクイングレイビーに似ていますが、これよりも水分含有量が高く、レトルトパウチ詰によく使用されます。牛乳、豆乳、デンプン等をベースにして動物のチャンクや挽肉を入れて予め煮込み、これを容器に詰めて使用されます。